平行複数作業の難しさをどう対処していくか

同時並行作業と記憶の重大さ

 

記憶障害を持つ方であれば良くわかると思いますが、
記憶障害があることであれもこれもと同時並行作業が難しい事があります。

複数記憶の保持が難しいのがもちろん原因ですね。

もともと男性は記憶の複数所持が苦手だともいわれますが、

 

何がどこまで進んでいるのかという短期記憶が上手く使えない

 

何といってもこれが原因となります。しかしいくつか種類があります。

・短期記憶が完全に思い出せないない場合
・何かのきっかけががあれば思い出せる場合
・あるようなないようなぼやっとしてどちらともいえない時

これは脳内の形や、もともとの状況、そして損傷した程度が問題となってきますが、
最近起こった出来事をどうにかしないと作業に結びつける事ができません。

 

短期記憶の保持できないと中長期記憶の構成が難しい

 

長期の記憶、昔の記憶がないとあった出来事を思い出すことが困難です。
何をどこまでどうやったのか。
それがわからない場合はよく障害の一つとされる

「同じことを繰り返す」

という状況になってしまいます。

「これっていつ掃除したっけ??」→「まずは掃除しよう」→「ふぅ、終わった」→「しばらく休もう」→休んだ後→「これって掃除したっけ?」

というループ思考に陥ってしまいます。これが「同じことを繰り返す」この行動をする人の頭の中だと思ってもいいでしょう。

 

どうしたら行動記憶を保持しながら動けるのか

 

まず行動をする事自体は体にはイイです。問題なのは繰り返すということ。
それをまずは解決しましょう。

それはまず自分でフォロー行動を立ててみます。先ほどの掃除の例を使ってみます。

「これっていつ掃除したっけ??」→「まずは掃除しよう」→「ふぅ、終わった」→今日はOK→「しばらく休もう」→休んだ後→「これって掃除したっけ?」→カレンダーチェック→今日はOKkだな→次は洗濯だ!

このようにチェックする事が大切ですが、この次の行動を加える事がさらに大切な事となります。

これは計画がちゃんと立てれない遂行機能障害にも関連する事なのですが、その日に何をして、何を進めていくという事をどうするのかをやはり組み立てて行動する必要があります。

もちろん個人でできないから障害になっている訳ですから、ほかの人からのヘルプが必要であり、患者自身の自覚も必要となります。

患者自身が「自分はこれができないんだ」という事を家族、職場、社会の中で自身がないと困った思考に移るので注意しましょう。

 

主にメモ・スマホ・人からのヘルプを使っていくと自分の行動をどう動かせるかわかってくる

 

まずはデキないものは出来ないと周りの人も思う事、そしてその人かその作業をどう組み立てるのか、最初の一回を一緒に組み立てる、してあげるととてもその人が助かります。

一番大切なのは、その患者が組み立てていく事です。

その患者への情報提供は実は身につきません。

その患者さんがアウトプットしていく事で脳内で受け取る作業をしている場所と、別のところを鍛える必要があるからです。

これは正直だれの脳でも一緒で、

一般的な人でも、「パソコンで漢字は出せるけど自分の手で書こうとすると出せない」

これと同じだと思ってもらえたらと思います。

普通の人でも同じ漢字やいろいろな感じを手を使って書くというアウトプットをしていたら、だれでも漢字は使えるようになりますよね。それと同じで、まずはその人がやっている人の行動を自分自身で真似る行動が必要になります。その後にちょっと修正を周りの人が行えばできていくのでやってみましょう。