視覚性空間定位障害・空間失認

視覚性空間定位障害空間失認とは

これは目の前の空間の中で、何がどこにどうあるのか、それがわからない状況です。

例えると、目の前の机の上にりんごがあって、それが机の上のどこにどのようにあるのか触って確認させます。その後、目を閉じて、それがどこにどうあるのかを言ってもらう。

すると患者さんが言えない、目の前に何がどうあったのか直ぐわからなくなってしまう。

これ自分もあったのですが、本当にわからないんです、今机の上で触って見て、じゃぁ目を閉じたら?ポコンと目の前が何にもわからなくなってしまう。あれ、今自分ちゃんとどこにどうあるか触っていたのに??

まさにその状態がこの視覚性空間定位障害・空間失認に当たります。

これもいわゆる認知障害の一つですね。

この感覚についてはみなさん簡単に体感する事が出来ると思います。
今すぐ目をつぶってください、そして右をむいてください。
目の前の空間のどこに何がどうあるか言えますか?
言えるものと言えない物があると思います。
言えない物が認識していない、つまり失認している部分です。
これは誰にでもあります、世の中全て認識する事なんてできないのですから。

だけど高次脳機能障害となると最初に述べた如く、今その目の前で見て触ったのが全くわからない、その状況なんです。目をつぶって「右見てわからない部分」が目を閉じた瞬間目の前にボンって置かれる、そんな感覚なんですよ。

  • 高次脳機能障害 症状