着衣失行:高次脳機能障害

着衣失行とは
衣服を脱着する際に起こる失行で、目の前の衣服をどのように扱ったら良いのか分からない状況に陥ることを言います。

なぜ衣服で?と想うかもしれませんが、衣服を着る際には人間はかなり高度な知識と判断を要求されます。どういう事かといいますと、生まれて初めてスーツを着る、ネクタイを締める、その際にどの様にしたら良いのかさっぱりわかりませんよね。誰かに教えてもらわないと出来ない状況に陥ると思います。しかししばらくすると何をどうしたら良いのかわかるのでそれは無くなると思いますが、高次脳機能障害の場合、記憶に問題が出る場合が多く、実際一度体験したり、また何度体験しても記憶として覚えられないため服を着ることができなくなるという状況です。

普通の人もいきなり「目の前で着物を来てください」と言われてもよっぽど慣れていないと着れませんよね、日本の衣服だというのに。。。まぁそれは置いといて、感覚的にはそのような感じです、目の前にいつも来ていた服が頭の中で抽象的に扱えなくなり、服を着ることができなくなる。それが着衣失行という物です。

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