社会的行動障害:高次脳機能障害

社会的行動に対して障害を持つという事は?
まぁ要するに社会で人との交流上、その人がどのような行動を取るのかを示します。
この社会というのはある意味人と人とのバランスで成り立っていますのでその度合を測れずに行動してしまうという事ですね。

これは見てみると色々な状況を差します、なので一つ一つ詳しく見てみましょう。

依存性退行
これはもう言葉通り、人に対しての依存度が高くなる状態を差します、他の人にあれやってコレやってとお願いしたり、依存してしまっている人が居ないと何も出来ないような状況です。退行というのは要は精神的な退行と捉えて下さい、つまり子供っぽくなるという事です。子供のように周りの人に振る舞ってしまうため依存性を高めてしまします。子供はやっぱり周りの大人が居ないと何にも出来なかったりしますからね。

欲求コントロール低下
自分自身から欲する事、欲求を周りの環境や人と人との距離感バランスに上手にコントロール出来ない事を言います。自分からの欲求というと例えば食べる限度というのがわからなくなって過食状態になったり、また物が欲しい、あれも欲しい、これも欲しいと言う状況になり、お金を後先考えず使ってしまったりする状況です。

これは何が何処までOKなのかという限度のバランス感覚が無くなってしまっているので起こってしまうんですよね。ここまでならOKというのを早く自分自身で見極めなくてはいけません。自分のやりたい事の際限がわからなくなってしまうため人とコミュニケーションしている時にアレコレ突然不思議なことを言ったり、したりすると言うのにも当てはまります。

感情コントロール低下
これもある意味退行というのと同じになってしまうかも知れません。泣いたり叫んだり、子供のような、下手するとまるで赤ん坊のような状況に陥ってしまいます。突然怒りだして大声を張り上げたり等など、人間が持つ感情を適切にコントロール出来ない状態を言います。これも自分意外の周りの人がどれだけ事を考えていて、何処までならOK,それ以上はいけないという判断ができにくい精神状態になってしまっているんです。

固執性
これは勿論過度の固執性の事を差します。一つの事に対してあまりにも固執、執着してしまい、食事も取らずにそればっかりを続けてしまう状況になってしまったり、ある人に対してストーカー行為を行なってしまったりと。人に対しては依存性が更に高まった状態を指す形になるでしょうか。もちろん固執する、執着するという事に対しては悪い意味はありません、ただこれも社会的に適切なバランスが取れなくなってしまい、何かに対して過度に迷惑をかけてしまっている状況と考えてもらえたらいいかと思います。

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