何かをやるとしたらスタートとゴールを明確にする

高次脳機能障害で一番ポピュラーなのはやはり記憶関連の障害であり、それが通常生活に大きな影響を与えてしまいます。

それは普通の人が覚えている事、それが覚えられなかったり、すぐさま忘れてしまうからです。
僕自身もすでにその状況となっており、覚えたと思った後に思い出せと言われたら思い出しきれません。
そう言う人にはどうしたらいいのか、、、そう悩んでいらっしゃるご家族の方も多いのではないでしょうか。

これはですね、周りの人に多くの迷惑をかけているけど、患者自身がどうしたらいいのかわかりません。

なぜなら記憶の保持ができないから。

記憶と言ってもなんの記憶なのか、それが問題でもあります。

行動する上で一番シンプルなのは「スタート」→「ゴール」

自分が今現在どこにいて、そこからどこへ向かっているのか。

普通の人なら当たり前に思えることがソモソモ出来てないのです。

これは一般の人でしたら当たり前すぎてスルーしてしまう出来事だと思います。

ですが患者本人は周りの人にそこをスルーされてしまうと本当に認識・保持できないので周りとの関係は別方向に行ってしまいます。

患者自身は全く悪意なんてないのにできなくなります。
見かけが普通の人だと周りの人もついつい患者を普通の人と思ってしまう。
しかし、脳を損傷してしまったらそうもいかない。

だから患者の能力と周りの意識合わせが必要になります。

僕自身が大きく脳を損傷してしまい、記憶関連に大きなダメージを負っています。
だからどうしたらいいのかを考えていますが、そこで考えたことをすぐに忘れてしまう。

効率的ではないのですが、スタートとゴールの設定を明確にしましょう。
今どこでこれから何処に行くのか。

その手段と過程には様々な出来事が起こりますが、そこを決めるのがまずは始めの一歩となります。