治療 記銘力障害 どのような対処を行えば良いのか。

記銘力障害治療対処法としては、以前話した海馬をどう使っていくのかというのがポイントとなります。

まず海馬は短期記憶を入れる所、入れると一時的に記憶してくれるので、その記憶を使って目の前の出来事を処理したりします。

しかしその記銘力・一時的に記憶を保持する機能に損傷が損傷すると目の前の出来事を一分、二分で忘れてしまい、何も手につかなくなる、何も処理できなくなるとなってしまいます。これが記銘力障害。

それをどう治療していくのかといいますと、

それはまず記銘力をつかさどっている海馬という場所を上手に使っていくほかありません。記銘力は海馬を利用するのですが、最初海馬は記憶の無い、ゼロの状況だとします。朝起きたら特に何も無い、ボーとしている状況ですね。

それが学校へ行く、会社へ行くという目的を持って行動していくうちにドンドン頭が活性化される、そうつまり海馬を活性化する事で記銘力も活性化されます。ちょっとした出来事も海馬で処理する事でどんどん使えるようになってくるのです。

コレにはまず海馬の性質にあります。通常脳は日々神経細胞、ニューロンが無くなっていくと言われていますが、この海馬という場所だけは例外で、ここを使えば使うほどニューロンが活性化し、増えていくそうです。

そして治療として有効なのは、その出来事、目の前の事を理解して頭に入れるというのが一番有効です。理解すると言うのは、以前自分の中にある、以前自分が理解した上で形成されたニューロン、脳内細胞をさらに使った上で、新たに頭の中に脳内細胞、記憶をつかさどる形を構築するという訳ですので、つまり使えば使うほど脳内には細胞が必要となり、必要となった細胞を短期記憶を作る海馬が生み出してくれるのですから、病気や事故等で損傷してしまったこの機能を治療、回復するには持ってこいの話なのです。

つまり脳が使えば使うほど良くなるというのはこのような事が起こるからなんですよね。そして、それには更にもう一つポイントがあります。

ただ机の上でアレコレやるより、同時に体を動かして頭を使ったほうがいいということ。これは当たり前なのですが、体は多くの細胞で出来ており、その細胞一つ一つを動かす事で更に脳が活性化されます。
その状態の時に脳を更に使うと脳の神経は通常以上に使われるわけですから頭の活性化にはこれも持ってこいの状況です。

なので記銘力障害の治療を行うには体を使いながら頭を使う状況に自分を置くことが大切ですね。それを基本にスポーツやまたは歩きながら自分の好きな事を考える、やる、というのをするのが一番だと判断できます。

是非記銘力に何らかの心配がある場合は、頭を使い、体を使うことでより活性化させた海馬を作っていきましょう。そして、もちろん頭の中も細胞で出来てますから、ずっと同じことをやり続けると疲労で無茶がでてしまうので、2時間半に一度休む等の休息をいれながら行って下さい。休むことで体と脳に再構築の時間を与える事ができますので、それを利用して脳は自分の状況を作りなおして最適化してくれます。

それを繰り返していくのが治療です。