精神障害者保健福祉手帳:2級の症状について

精神障害者保健福祉手帳2級の説明が以下になります。
1級に似ているようで少し違う感じですね。もちろん3級とは違います。

■精神障害者保健福祉手帳:2級

精神状態の影響で通常生活に制限を受けなければならない、または加えなくてはいけない状態。この場合、他人の助けを必ず必要とする訳ではないが、日常生活が難しいなと判断されている場合です。

例を上げると、この患者さんは外出に付き添いは必要なく、自分で出来るが、何かしら心身に負担がかかった場合、その状況に対処する事が出来ない。だが病院等へ行く等習慣化された外出は出来る、作業所等での訓練や作業にも参加は出来る。

しかし生活面の食事を取る場合等は偏らないようにバランスを保てるように援助や助言が必要である。身の回りを綺麗に保つ事が困難。引きこもりというわけではないのだが、社会的な対人交流が難しい。通常生活においてその場で適切ではない言動をしてしまったり、金銭感覚がわからなくなっている状況でもあったりする。そして外的要因等のストレスで症状が悪くなってしまう。

■精神疾患(機能障害)の状態
1.統合失調症によるものにあっては、残遺状態又は病状があるため、人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるもの
2.そううつ病(気分(感情)障害)によるものにあっては、気分、意欲・行動及び思考の障害の病相期があり、かつ、これらが持続したり、ひんぱんに繰り返したりするもの
3.非定型精神病によるものにあっては、残遺状態又は病状が前記1、2に準ずるもの
4.てんかんによるものにあっては、ひんぱんに繰り返す発作又は知能障害その他の精神神経症状があるもの
5.中毒精神病によるものにあっては、認知症その他の精神神経症状があるもの
6.器質精神病によるものにあっては、認知症その他の精神神経症状があるもの
その他の精神神経疾患によるものにあっては、上記の1~6に準ずるもの

■能力障害の状態
1.調和のとれた適切な食事摂取は援助なしにはできない。
2.洗面、入浴、更衣、清潔などの身辺の清潔保持は援助なしにはできない。
3.金銭管理や計画的で適切な買い物は援助なしにはできない。
4.通院・服薬を必要とし、規則的に行うことは援助なしにはできない。
5.家族や知人・近隣等と適切な意思伝達や協調的な対人関係づくりは援助なしにはできない。
6.身辺の安全保持や危機的状況での適切な対応は援助なしにはできない。
7.社会的手続や一般の公共施設の利用は援助なしにはできない。
8.社会情勢や趣味・娯楽に関心が薄く、文化的社会的活動への参加は援助なしにはできない。
(上記1~8のうちいくつかに該当するもの)

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2級の場合については、1級より他人への援助、依存度が下がりますが、それでも社会的生活を進めるにあたって何かしらの障害が出てしまっている状況です。この判断の線引は担当医が診断後決めると思いますので、患者さんは自分の状況をなるべく説明出来るように、付き添いの方は通常生活がどうなのかを説明できるようにしておきましょう。

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精神障害者保健福祉手帳1級
精神障害者保健福祉手帳2級
精神障害者保健福祉手帳3級

・都道府県別:精神障害者保健福祉手帳が利用できる施設一覧
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