記銘力障害のリハビリはいったい何をすればいいか

障害というのはリハビリが必要となります、それはどの障害についても言える事でしょう。

高次脳機能障害で記銘力障害ではいったい何をするのか、それを洗い出してみましょう。

まずは記銘力がどうやって使われているか知る必要があります。

 

 

記銘力とは記憶を脳に書き入れる能力

 

記憶には大まかに2種類の記憶が存在します。

長期に保持する記憶と、短期に保持する記憶。

その中で短期記憶から長期記憶へ記憶を移行する時にどうやったらいいのか、なかなか難しいですよね。記憶力が普通の人でもそう簡単に覚えられる物ではありません。

ではその短期記憶をどうしたら長期記憶に変化させるといいでしょうか。

 

記銘力がなくなると物が覚えられない

 

高次脳機能障害では記憶関連の障害が残る事が多いです。

モノを理解するけど時間が少し経過するだけで忘れてしまう、それは一般の障害がない人でもあると思いますが、記銘力障害となるとその度合いが激しくなります。

物事を覚えられないと言う事は、同じ話を繰り返すという行動にもつながります。

同じ出来事を友達に話したり、同じ出来事を何回も繰り返す。

これは本人は悪気は全くないのですが、周りの一般の人から見ると一般の人が持つ記憶力では見飽きてしまうぐらい同じ事の繰り返しです。

覚えられないという事は社会の輪の中で不要な評価を受けてしまいます。

 

障害の程度で患者の記憶力が変わる

 

記銘力障害と言ってもその高次脳機能障害の程度によって違ってきます。

記憶力がかなり悪くなってしまった人だと記銘力がかなり落ちてしまっています。

しかし、障害があるにはあるけど、そこまで悪くないという人もいます。

また、以前は悪かったけどリハビリを重ねて改善してきたという人もいます。

一番目指すはこのリハビリで覚えられなかった事を改善するということ。

それを使って、どうにかしていきましょう。

 

記銘力を上手に鍛えて記憶力をUPさせましょう

 

まず一番必要なのは 「回数」 です。

忘れている出来事などは回数を重ねる事でだんだんと最適化していきます。

これは動物なので一回やれば回復するというものではありません。

そして以外ですが、一回リハビリを行う時間の長さではない事に注意しましょう。

一つの刺激を弱い刺激からでも最初はいいので、回数を重ねていきます。

それはいわゆる筋トレと変わらないと思ってください。

記憶を思い出すには回数を重ねます。

そしてさらにポイントは「思いだす」という事です。

「覚える」ではなく「思い出す」それは忘れないでくださいw

一つの例ですが道に例えると、道を覚えるのではなくて、その道を「思い出す」その思い出す回数を増やしましょう。

最初は難しいかもしれません、しかし思い出す回数を重ねて行けば、その結果として「覚えた状態」になります。

記銘力リハビリは思い出す回数を筋トレのごとく重ねたら身に付きますので、人間も一つの動物と認識して、思い出す回数を重ねることで思い出す能力をつけましょう。